6.19 河口湖

今年は極寒の2月から一度も行っていなかった河口湖。


しばらく霞水系に絞っていたが、少し間を空けると

やはりこちらも気になって仕方がない。

久しぶりとなると、色々と想像しては準備をするといったことが


いつも以上にワクワクしてしまう。



早朝4時には明るくなるこの季節。


1年を通して一番長く釣りをしていられる季節になった。


やはり河口湖には独特の雰囲気がある。


水辺に立つといつもそれを思わせてくれる。



朝イチはトップから始める。


タックルはこの季節のために今年追加した1653R。


僕の場合、特にこの季節の河口湖ではキャストの正確性よりも飛距離。


遠浅のオープンウォーターで沖のブレイクから魚を引っ張って来るには


どうしても飛距離が必要だ。僕はウェーダーを使わない。


これが霞水系とタックルが変わって来る根底だろう。


トップウォーターは迷わずフルサイズを選ぶ。


この日はチャグンスプークのオリジナルサイズ。


日本では敬遠されるであろう1ozのフルサイズペンシル。


これをフルキャスト出来て、尚且つルアーアクションできる竿。


僕の出した答えが1653R。



フルキャストでハワイのボート桟橋先端よりも更に更に先へ行く。


100m巻いてあるアンタレスDCXGのラインもほぼ出ていく。


正直言って、着水ポイントからルアーがしっかり動いてくれているかは分からない。


でも、投げて飛んだからには信じてやるしかない。



たしかキャスト5投目ぐらいだったと思う。


ペンシルをドッグウォークさせている最中のロッドが重くなった。


ウィードに絡まった感じに似ている。


しかし、それが起きたのはボート桟橋の先端あたりのライン。


こんな場所でトップにウィードが絡むはずはない。


ロッドを止めて様子を伺う。


ロッドにコンコンと僅かな生命感を感じ、ラインが走っている。


バイトだ!


ラインスラッグを取り渾身のフッキング。


トルクを感じたまま、焦らずリールを巻き続ける。


浅瀬まで寄せて来ると、魚にウィードが絡まっているのか、重くなる。


ここまで来たら、あとは願うことしか出来ない。


頼むから手にさせてくれと。



河口湖のネイティブを手にするのは2年振りだろうか。


50cmには届かなかったが、手の震えが止まらなかった。


綺麗なアフターのバス。


自分が求めた魚を、自分の釣りで手にすることが出来た。



その後、浅瀬でボイルがあり、すぐにスピニングへ持ち替え


ポッパーを投げると2投目でバイト。


しかし、焦りが出たのかすぐにバレてしまった。


これもおそらくネイティブだろう。


勿体無いことをした。



日中は梅雨とは思えないような快晴に恵まれた。


エリアの状況を見て、ジグとビッグベイトを投げ続ける。


ビッグベイトを表層でスロー引きしていると、


後ろから追っては来るが、そのまま引き返してしまう。


追って来るときはいつも食わない。



そして昼食の時間。今日は司食堂でカツカレー。


こちらのカツは絶品。以前食べたカツ丼も美味しかった。


河口湖は美味しいお店がたくさんあるので食事に困らない。


半分グルメ日記になってきた(笑)



そして、食べたら昼休憩。昼寝はとても重要だ。


木陰で日中から昼寝とは、なんとも贅沢なことをしている。



そして15時ぐらいから再び釣りを始める。


予想はしていたが、はげしい南風になってしまい、早朝の場所は潰れた。


結果から言うと、その後エリアを絞ることが出来ず、この日は終わってしまった。


魚を探し求める能力が、僕にはまだ足りないと言うことだ。



今日の主役達。両者共もう3年ぐらいの付き合いだろうか。


だいぶお疲れ気味の容姿になってきたけど、


これこそルアーのあるべき姿だと僕は思う。



前回の霞水系と言い、ただ季節が良いだけなのかもしれない。


本当に偶然が重なって手にできているだけなのかもしれない。


ただ大切なのは、そこに行き着くまでのプロセスを自分が持っているかどうかだ。


ロングディスタンスにそれを積み重ねていく。


それが釣りが上手くなるための方法だと僕は思う。



Fishing Diary

趣味として釣りと向き合うブログです。

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