ルールとマナー

先日は久しぶりに河口湖へ釣りに行った。


ちょうど数日前に放流があったようで、平日でもアングラーが多い。


河口湖でルールやマナーの話題になると、もうアレでしょって


なると思うけど、そのアレです。



放流狙ってる人と書くと偏見になると思うけど、


自分が見た限りは、とにかくワーム使ってる人間が多い。


中には餌釣りをしている者もいた。


以前よりも当たり前になってるのでは?とさえ感じる。


親子揃ってワーム使ってる姿なんか見ると、もはや悲しくなってくる。


注意されたら知らなかったとでも言うつもりなのだろうか。



さらにがっかりさせられるのは見回りしている監視員。


釣り券の確認だけで、ワーム使っていようが見て見ぬふり。


いや、もはや見てもいないのかもしれない。


全員がそうではないと思うけど、ルールにしたんだから


そこは徹底しなければいけないのでは?



別に正義感を振りかざすつもりはないし、


僕は正論だけで生きているような人間でもない。


釣りは自由だと思うし、セオリーに縛られる必要もないと思う。


でも、さすがにルールやマナーは守らなくてはいけないでしょ。


どんな理由があってもダメなものはダメだと自分に言い聞かせられないものか。



正直言うと、そんな連中を見て見ぬふりして好き勝手やらせるぐらいなら


ルールやマナーなんてつくらない方が良いではないか。


プロやメーカーには訴えさせといて、現場を見回ってる人間のあの態度はないでしょ。


いくら言っても聞かない輩はいるだろうけど、今より減らすことはできるはず。


隙を与えるから減らすことが出来ないだけじゃないのかな。



以前、一般アングラーが違反者に注意して口喧嘩になっているのを見たことがある。


聞く耳を持たない人間には、何を説明しても無駄な労力に過ぎない。


だから効力のある人間がダメだとその場で伝え、止めさせなければいけない。


少なくとも監視員はその役割を担っているのでは?



ルールをつくった側、課せられた側。


共に守らなくてはいけない義務がある。


互いにその義務から目を逸らし続けた先に待ち構えている現実は誰でも察しが付くはずだ。


そうなる前にお互いに手を打ってほしいものだと思う。



自分を擁護するつもりはないけど、僕は河口湖でワームが使えないことを


不便だとか、面白くないとか、そんなふうに思ったことは一度もない。


なぜなら、これはゲームだから。


ゲームに新しいルールが加わっただけ。


自分達はルアーというハンデを自ら背負ってこのゲームに挑んでいることを忘れていないか?


ズルして勝とうみたいな思い付き自体どうかしている。


ルアーマンとして、もっと自分にプライドを持つべきではないかな。



ブログでこういった話題を取り上げたくはなかったけど


ひどい現実を目の当たりにして、さすがに書かずにはいられなかった。


河口湖は素晴らしいフィールドだと思う。


だからこそ、そんな場所を失くしてはいけないと思うし

一人一人がこの現実をもっと重く受け止めて欲しいと思う。




Fishing Diary

趣味として釣りと向き合うブログです。

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